投稿者「uterium」のアーカイブ

庶民のオーダーシューズ

一般に贅沢だと言われる革靴のオーダー。しかしまぁ、一人一人足の形は違うわけですから、できることなら作ってもらいたいですよね。ムダもでませんし。

ということで、それほどお金をかけずに、まぁ庶民が5年に一足くらい作れるような感じでオーダーシューズを作ってみました。

注文したのは呉の尾州屋羅紗店という戦前からやってるオーダースーツのお店で、工場は宮城興業です。そうです。例の呉旅行の際に作ってしまいました。何やってるんだろうね。まぁ、しょうがないね。

ということでどうぞ。

R0001247
デザインは内羽根のセミブローグ、甲革は黒のキップです。セミオーダーなので足形は既製の物ですが、足の親指部分に一枚皮を入れることでちょっと足先にゆとりがあります。この辺のちょっとした融通がセミオーダーといえオーダーシューズですね。
R0001246

そんなに甲高ではありませんが、甲も楽ですし、すぐに足になじみました。

R0001248

底をダブルソールにしてあるんですが、ちょっと履き心地が固いです。

ちなみにこの仕様で30000円。これくらいなら庶民でも5年に1足くらいは誂えられませんかね?

この宮城興業のオーダーシューズですが、お店によってお値段が違うんですが、多分40000円はかからないはずです。確か、東京の吉田スーツというお店で注文すると35000円+税〜だったはず。今時円安ですし、ヘタな輸入高級靴を買うよりも国産セミオーダーシューズはいかがでしょうか?底を張り替えたりきちんと磨けば長く使えると思いますよ!

『遙か凍土のカナン5 この国のかたち』著:芝村裕吏 挿画:しずまよしのり

本ブログで定期的に紹介しているノンフィクションファンタジー?の第5巻です。

いよいよ国の場所が決まり、基本的に国民集めの本巻。しかし、ヒロインのオレーナの様子がどうもおかしい…という話。この話、最初にクロパトキン将軍が出てきたので、確かに実在の人物が登場する余地はあったわけですけど、本巻の最初と最後に出てきた人物については思わず「え!?」っと思ってしまいました。本来ならクロパトキンが出てきた時点でニヤリとするべきなんでしょうが、それは私が物を知らないだけですね。

良造たちはそれぞれ数百キロから数千キロの距離を行ったり来たりです。最初のうちは馬やらなんやらでゆっくり動いていたわけですが、バイクやら鉄道やら車やらを使ってすごいスピードで東奔西走します。物語が加速するのにつれて、登場人物の移動速度も加速しているのはやっぱり意図的に構成されているんでしょうか?

マージナル・オペレーションの世界と地続きであることは、以前の巻で明言されていたのか記憶が定かではないですが、現実世界ときわめて近い世界でありつつ、かつオリジナルの登場人物が世界に挿入されていて、実在した人たちが彼ら彼女らと関係することにより現実世界にもいる人たちの振るまいが少し変わっていってその結果、現代に近いマジオペの世界も現実に近いようでちょっと違う、という理屈になっているみたいですね。最初に書いたノンフィクションファンタジーとでも言うべきでしょうか?

まぁなんというか、良造とオレーナの新婚生活も描かれているわけですが、お互いに足りない部分を補い合っていて良い夫婦ですね。2人の文化的な齟齬も徐々に調停されつつあるのが見ていてほほえましい。オレーナの「機嫌悪いの?おっぱい見る?」的な振る舞いにはちょっとニヤッとしてしまいました。
新婚ほやほやの時にそんなこと嫁さんから言われたら、男は機嫌直さざるをえんでしょうね。

終盤で物語は急転直下、さてどうなるやらという話ですが、次巻は半年後だそうで。先は長いのか短いのか。なんにしろあと2巻で完結だそうです。

関連作品についてのレビュー・感想は以下のリンクからどうぞ

タグ:芝村裕吏

ロードバイクを自分で組んでみた

数年間いろいろと暖めていたロードバイクのセルフアセンブルをやってみました。結論から言うと、自作パソコンと同じく、塗装やディテールまでこだわってプラモデルを作るよりも簡単といった感じでしょうか?案外やればできるものです。工具に結構お金がかかりますが、アーレンキー(六角レンチ)とワイヤーカッターでほとんど事足り、一部BBやチェーン、スプロケットの組み付けに専用工具がいるという感じでしょうか?あ、あとパーツの組み付けにはいちいちグリスを使いましょう。今回はフレームに付属品でついてきたのですが、それは使わず、手持ちのグリスを使いました。

選んだ機種はPanasonicのORC08。鋼、俗に言うクロモリのフレームです。昔はツールドフランスを走ってたんだぜ!カッコいいだろ!です。

R0001244

とりあえずブレーキキャリパーだけ取り付けてみた。

IMG_20150606_220419

アセンブル途中(コンポーネントの組み付けとワイヤー張りは完了、トランスミッションの調整と最後の仕上げだけが残っている状態)ここまでで7時間くらい。

R0001256

トランスミッションの調整に手間取り+3時間で完成。

作業過程でいちいち写真を撮影してはいないのですが、以下やってみた雑感。

整備スタンドが必要か?

最初にヘッドパーツを組み付けたり、ブレーキキャリパーやステム、ハンドルを組み付けたりといったときには必要ですが、力のいるBB取り付けやクランク取り付けなどは床にディスプレイスタンドを置いてやっていました。トランスミッションの調整は床に置かずに整備スタンド上でやれば良かったかもしれません。腰が痛かったので。

教材

前回ホイールを組んだときにも参考にしたサイクルメンテナンスのDVDです。組んでる最中は何度も見返しました。

フレームサイズの決定

フレームサイズも自転車屋に選んでもらうのではなく、今ある自転車のサイズを測って決めました。
具体的には…
BBセンター - 座面距離を測定
ホリゾンタル換算トップチューブ長を測定
ホリゾンタル換算シートチューブ長を測定
今ある自転車のジオメトリー公称値をチェック
要するに腰と手、足の位置を今の自転車と一致させられるようにフレームサイズを選びました。

ちなみに
身長163cm
股下75~6cm

でフレームサイズ500mmにしました。今のところ問題なく走っています。

難しかったところ

– トランスミッションの調整(10速用のFDを9速に使っていたせいかシビアで…。)
– ケーブル長のセッティング(美観も考えると、ケーブル長の決定は経験がいるなぁと思います。作業自体はケーブルカッターをきちんと使えば底まで難しくはなさそうな…。)
– BBの取り付け(まっすぐ入れるのに以外と手間取った。)

結局

最初にも書きましたが、工具を揃えるのにお金はかかりますが、多少工具の使い方を知っていたり、機械の組み立てをやったことがある人なら、できると思います。自分で組み立てると色々分かります。例えばシフトワイヤーよりもブレーキワイヤーの方が太いんだなぁとか、ブレーキワイヤーとシフトワイヤーのアウターワイヤーって全然構造が違うんだなぁとかです。自分で組めば愛着も涌きますし、是非ともやってみてはいかがでしょうか?

 

 

自家製梅酒+αを浸けました

突然ですが、梅酒を浸けてみました。『海街ダイアリー』を読んでいたら、急に浸けてみたくなったのです。以前、飲み会で遊びに行った知人の家で、自家製の梅酒をごちそうになって、それがおいしかったというのもあります。

梅は通販で農家から買いました。間違いなく新鮮なんでしょうが、送料含めると結構割高になってしまいましたね。来年以降も続けるなら、普通にスーパーで買おうかな…?

 

R0001238

色々用意をします。スピリッツが多いのは好みです。消毒のために、奥の瓶は洗った後、ジンを入れて振ってあります。

R0001239

届いた梅。正直良し悪しは分からない。

R0001240

ヘタを取って、洗いました。

R0001241

梅、氷砂糖の順に瓶に詰めて…

R0001243

ホワイトリカーを注ぎます。風味付けにウイスキー「山崎」をショットグラス一杯分入れてみました。

R0001245

氷砂糖とホワイトリカーが余ったので、後日瓶を買ってきて甘夏も浸けてみました。というか、ホワイトリカーも氷砂糖もパッケージに書いてある分量は多めですよね。まぁ適当でいいということでしょう。極端にどれかの分量が少ないとかでない限り、外すことはないのではないかと。

『仕事に効く教養としての「世界史」』著:出口治明

割と(とても?)有名なネット生命保険会社の会長さんが、タイトルの通り外国の会社との商談だったり海外出張だったりの時に役に立つような世界史の知識を書いた本です。専門家ではないけど、よく勉強して頭の中が整理されている人の頭の中身を、テーマに沿って書いていくとこんな感じになるかなという本。

全10章構成で、内容的には

  1. 日本史と世界史の不可分性
  2. 歴史の発祥、中国について
  3. 宗教がなぜ生まれたのか?
  4. 中国という国を理解する鍵
  5. キリスト教
  6. ヨーロッパの大国(イングランド、フランス、ドイツ)の成り立ち
  7. 交易の重要性
  8. 遊牧民とヨーロッパ
  9. 人工国家、アメリカと共和制フランス
  10. アヘン戦争を軸に西洋文明が文明戦争の覇権を握るまで

こんな感じ。あとは前書きと、割と著者の啓発的なにおいの強い終章がついています。

個人的には読んでいてティーンエイジャーの頃のかすかな記憶が呼び覚まされるような感じ。とはいえ相変わらず人や王朝の名前は頭に入りません。自然環境の変化だったり、人間の一般的な心理だったり、そういうところから一般性や合理性のある歴史の法則性を見いだしているところがあり、その辺りは比較的楽しく読めました。個人的に歴史を勉強している動機はこの辺りなので、著者は私の先輩に当たるのかもしれませんね。

専門家が書いた本ではありませんが、一応書く際に内容のチェックはしているでしょうし、嘘は書いていないでしょう。手っ取り早く世界史の主要なトピックをさらってしまって、歴史理解の背骨を作るのにはいい本なのではないでしょうか?「世の中のあらましについてのザクッとした理解=教養」と仮定するならば本書は正しく「歴史の教養」の本だと思います。

『憲法主義 条文に書かれていない本質』著:南野森 内山奈月

2015年現在憲法を改正するだの、特に安全保障関係で日本の国の方針が大きく変わりそうな状況にあり、近い将来、改正に向けた動きが進むのだろうなぁという気がします。しかし、特に学校で教わったこともなく、自分として何も語る言葉、考える軸を持たないため、いろいろネットで探してみて良さそうな本があったので読んでみたという次第。結論としては、憲法改正問題に興味を持った人の最初の1冊として、非常にいい本なのではないかと思います。細かいことは、巻末に関連書籍が紹介されていますから、そこからいくつかかいつまんで読んでみれば良いのではないかと。

形式としては、憲法学の先生である南野森先生が、本書執筆時大学入学を控えるティーンエイジャーに、日本国憲法を題材にして、憲法学の考え方を講義をするという形式の本。最近感想を書いた『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』と同様の形式です。流行っているんでしょうか?お相手の内山奈月さんという方、どうもアイドルグループAKB48のメンバーらしく、私としては本書を読むまで名前を聞いたことはありませんでした。しかしまぁ、さすが慶応大学に入学予定ということもあり、よく勉強、というか特に日本国憲法についてはよく記憶している。先生がいちいち覚えていない条文を指摘したりと受け答えも聡明で快活な感じで書かれており(おそらく実際の受け答えも書かれ方に準じるものと推測されます)、個人的にはなかなか好印象でした。

触れられている内容としては、目次のタイトルと対応づけると以下のようになります。

  1. 憲法の基本(憲法が憲法たるための仕組みについての紹介、最高法規、硬性憲法、違憲審査制)
  2. 人権と立憲主義(憲法の成り立ち、社会契約と立憲主義)
  3. 国民主権と選挙(一票の格差問題、直接、間接民主制)
  4. 内閣と違憲審査制(最高裁判官の国民審査、日本の立法のやり方)
  5. 憲法の未来と変化(改憲、集団的自衛権)

前述の通り、全くの門外漢である私にとって非常にいい本でした。特に「立憲主義」つまりは憲法とは国民ではなく、国家権力の暴走を抑止するものであるという考え方、この立憲主義を実現するための道具建ての部分は、なるほどと思わせるものでした。まさにタイトルにあるとおり条文に書かれていない、条文の背後にある考え方や意図、日本国の政府が条文をいかに解釈してきたのかということが2人のやりとりを通じて解説されます。日本国憲法が「なぜ」こんな風に書かれているのかが分かれば、それを「なぜ」変えなければならないのか、改正案が「なぜ」このように書き換えられているのか、改正案は妥当なのか、こういったことが以前よりも分かるようになるような気がします。こういう疑問を持っている人には役に立つ本なのではないかと思います。

個人的には、義務教育終了時に本書に書かれているくらいの知識が全国民に一度インストールされているくらいじゃないと、十分な国民的議論を尽くした憲法改正なんてできないんじゃないかなと思うんですが…。改憲したい側は別に国民的議論なんてどうでもいいのかもしれませんけどね。

『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』著:加藤陽子

明治維新以後の日清戦争〜第二次世界大戦に至る日本を中心とした世界の動き(主に戦争)を扱った本。東大で近代史を研究されている加藤陽子先生が、中学生、高校生の歴史研究サークルの男の子たちに集中講義をするという形式の本です。一つ一つの戦争に対して様々な国の関係者の発言が引用され、おそらくは大学の教養課程で教えられるようなレベルの知識もちりばめられており、とはいえ語り口は平易で読みやすい良書です。

個人的にこの本を手に取った目的としては、なんで第二次世界大戦であんなにも国力差のある米国に対して戦争を始めて、ムチャクチャな作戦もたくさんやって、若い人や優秀な人の命をたくさん使い潰し、国民を餓死寸前までに追い込むような愚行をやってしまったのか、やらざるをえなかったのかを知りたいというのがありました。しかし、やはり一冊本を読んだだけでははっきり言えるものではありませんね。

おそらくこの本は、高校世界史日本史をやって、基本的な歴史の流れを把握した上で読むべき本なんだろうなと思いました。僕はその辺の知識がすっぽり抜け落ちているので、そのせいでピンとこない部分がたくさんありました。とりあえず山川書店の世界史、日本史の教科書でも読んで、その辺の話をきちんと理解してから、読み返してみようと思います。

どうもこの先20年くらいで、政治や安全保障など、難しいことを考えなくてもノホホンと平和に楽しく暮らせる時代は終わりそうで、その時にはこの本に書いてあるような近代戦争史を物を考える基礎として学んでおかないと、なにがなにやら分からないうちにひどいことに巻き込まれてしまうような気がするのです。ということで、日本の近代史を頭に入れた上で本書を是非どうぞ。

『冴えない彼女の育て方』Blu-ray 第1巻

『冴えない彼女の育て方』2期決定おめでとうございます!

テレビ版は放映第2話(第1話)から見だしたため、見逃した第0話。その第0話が1話しか入っておらずちょっとお安かったので買ってしまいました!はい!萌え豚です。アニメ業界をダメにするガン細胞です!申し訳ありません!

とはいえ、女の子はそれぞれ大変可愛く性格設定、作画(黒ストッキングとか、崩れたギャグ顔とか、生々しい健康な肉体美とか)されており、一応ゲームを作るというグランドクエストはあって話の筋は通っていて、その中で主人公を巡る恋敵?同士の微妙な関係が上手く描写されているような気がするのですよね。美少女アニメとしては大変良質な作品なんじゃないかと思います。放映時は大変楽しく拝見しました。

一応時系列的には一番最後に当たるエピソードが描かれている第0話ですが、英梨々と恵がお互いに名前で呼び合っているところは、作中での半年分の関係の変化をしっかり感じさせるものであり、1話から見だしたおかげでちょっと感心してしまいました。結果的に面白い視聴体験になったような気がします。

今日は短いですが、これくらいでご容赦を。

『物理数学の直観的方法』著:長沼伸一郎

大学数学を学ぶ者、特にそれを比較的不得手とする者は、本書を傍らに置いて学生生活を送るべし。個人的にはこう言わざるを得ない一冊。
基本的には、大学数学で教えられる各種のトピックについて、「直観的」の書名の通り、そのイメージを紹介する本です。「なぜ」これらの計算方法や数学的記法が発明されたのかなどについても著者の見解が紹介され、ともすれば公式と過去問を覚えて終わりとされがちな物理数学が急に生き生きとして見えてきます。というか個人的にはそうでした。

目次を読めば分かりますが、扱われている内容は以下の通り。

  • 線積分、面積分、全微分
  • テイラー展開
  • 線形代数(固有値と行列式)
  • オイラーの公式(ε^iπ=-1)
  • ベクトル解析+電磁気学
  • ε-δ論法、位相空間
  • フーリエ級数、フーリエ変換
  • 複素関数、複素積分
  • エントロピーと熱力学
  • 解析力学

個人的には、ベクトル解析のrotの直観化には目から鱗が落ちました。その他も、ああ、こういうの教わったわ、全然訳が分からないままぎりぎり単位を確保していたけど…などと思いながら読んでおりました。初版は1987年、ほぼ30年前の本ですが、内容は現在でも十分通用する…というか、教えられる内容としては定番のラインナップですので、変える必要もないんですかね。大学時代に出会いたかったなぁと、きっともっと良い成績が取れていたでしょうに…。

最後の作用マトリックスを使った数学、科学技術批判は、トンデモといえばトンデモなんだろうけど、妙な説得力がある。個人的には、こういう世界のビッグピクチャーを見せるようなアイデアは大好きなので、非常にページを繰る手が早かった記憶が。

2015年3月 呉 その3

呉旅行その3午後からは自衛隊の艦艇を見学してきました。日曜なら当番制で乗り込めるみたいですね。日曜にすればよかった(色々忙しくて、平日しか日程がとれなかったんです。)

R0001130

 

 

 

 

大和ミュージアムのレンタサイクル。シングルスピードのシティサイクルです。1500円で、1000円デポジットだったかな?

R0001131

 

 

 

 

呉市内の中心部にて、昼食は呉焼きにしました。お店の名前を記録しておくのを忘れてしまった。お店のおばちゃん曰く、地元の人は広島風のお好み焼きの方がよく食べるね、とのこと。観光客向けのメニューかYo!呉の冷麺も食べたかったけど、夏限定とのこと。

R0001134

 

 

 

 

 

R0001135

 

 

 

 

 

 

海上自衛隊、呉地方総監部。制服着た人が運転する、ピカピカの車が普通に走っています。自衛隊の街なんだなぁという感じ。

R0001137

 

 

 

R0001141

 

 

 

 

 

丘の上からJMUのドックを望む。護衛艦がメンテ中?でした。番号が写っていませんが、確か番号が105だったので「いかずち」なのかな?

R0001144

 

 

 

 

 

アレイからすこじま。海上自衛隊が誇る潜水艦がたくさん。艦名は全く分かりません。そりゃそうか。

R0001152

 

 

 

 

遠くには、「ひゅうが」型ヘリコプター護衛艦「いせ」があります。画面左奥。2013年台風30号対応の災害派遣にて、フィリピンで大活躍。頼もしいですねぇ。広角単焦点のカメラを持ってきたことをこれほど後悔したことはありません。

ちなみに、自転車でたどり着くのは結構大変です。道がとてもわかりにくいし…。ちょっとした高台を超えなくてはならないのでちょっと大変。

R0001155

 

 

 

 

17時半頃の新幹線で帰ったので、空いたばかりのビアホール「海軍産の麦酒館」に駆け込み、「海軍さんの麦酒」とすり身揚げをいただく。ピルスナー、ヴァイツェン、あとなんだっけ?忘れてしまった。記憶の彼方ですが、本場ドイツで飲んだものに引けをとらないおいしさ。この手の国産のビールが飲めるようになるだなんて、いい時代ですねぇ。

おしまい。

呉、適度にこぢんまりとしており、歴史も今でもやっている老舗のお店(戦前からやってるテーラーとか)も結構あり、とてもいい街でした。また行きたいです。ブログには書いてないけど、舞鶴には行ったので、佐世保と横須賀に行ったら旧4鎮守府を制覇ですね!