以前、アニメの円盤を買ってしまったことを書いた作品の原作、最新刊までです。
アニメでやっていた部分から先を買って読みました。ああなるほど、こうなるのねという感じ。アレアレ、スポーツ漫画とかバトル漫画である展開です(一応読んでのお楽しみということで)本作の小説は初めて読みましたが、さすが丸戸さん、アニメ同様、女の子がどの子もそれぞれ大変可愛く書かれていて良いですねぇ.丸戸さんの昔の成人向けゲーム(『パルフェ』と『この青空に約束を』くらいですが)をプレイしていたときのような感覚を覚えます。ゲームの方は大体ヒロインと仲良くなると泣かせにかかられましたが、本作では特にそんなこともなく、色々ありつつ仲良くやっているようで。
7、8巻と表紙がメインヒロイン加藤ちゃんなんですが、ようやく表紙に登場したと思ったらどんどん個性が出てくるというか、キャラが立ってきて大変魅力的。なんだかんだ嫉妬深かったり、主人公とあうんの呼吸だったり、密かにとりわけ、サークル活動に思い入れを持っていたり、英梨々とすれ違っちゃったり、最初から著者はこういう子であると考えていたのだろうかと、ちょっと不思議になります。いわゆる”綾波系”のヒロインとも少し違う感じがするのですよね。
アニメの二期はいつになるんでしょうねぇ?いざ始まったら、原作を知らずに見ていた一期とどのように見え方が変わるのか、今から楽しみです。