ものの「運用」法」カテゴリーアーカイブ

パイロット キャップレス万年筆 (マットブラック 細字)

最近仕事が忙しく、大学院生時代に景気づけに買ったHappy Hacking Keyboardみたいに仕事の道具買うか、と思い立って、携帯用の万年筆として世界で唯一無二のノック式万年筆を買いました。出かけたついでに丸善で買ったんですが、定価だった代わりに色々おまけが。売り子のお姉様が色々教えてくださったんですが、まぁ10年近く付き合ってますから、大体分かってる話でした。

買ったもの+もらったもの一式。LAMY2000と同じくマットブラックのニブの小さい万年筆をまた買ったしまった……。ノックはボールペンよりもしっかりしている印象。

左の万年筆は引退予定の携帯用の細字。祖父の万年筆をニコイチにしたもので、キャップは925シルバー。ニブが柔らかくて書き味は好きなんですが、ペンケースに入れて持ち歩いているとキャップが外れやすく、すぐペン先が乾いてしまうので自宅で据え置きようにしようかなと思います。

書いてみた感じ。やや固いかも。線の細さは試筆したこともあり、好み。なんとニブは18金らしいが、小さいことにより固くなりがちなところを素材で解決、って感じなんだろうな。書いていると柔らかくなるらしい。

付属品の万年筆クリーニングキット+カートリッジインク一式。下の青いスポイトがミソなわけですけど、確かに便利かも。コンバーターよりも強い水圧で、多くの水を押し出せるので、使う際に注意は必要ですが、掃除が簡便になり便利かも。

というわけで使ってみます。

Sony Walkman NW-A35 試聴編

さて、この前の更新で見た目やら使い心地について書いたNW-A35で実際に音楽を聴いてみた感想をば。基本的に音源はMP3、AACで、それをDSEE HXでハイレゾアップコンバートして、SonyのMDR-EX800STで聴いています。[アーティスト名/曲名/アルバム名/感想]って感じで。

  • 坂本真綾/0331Medley/15周年記念LIVE _Gift_ +1/メドレーの中にデビュー曲の「Active Heart」と言う曲があるのですが、そこでの声の伸びがとても良い。武道館ライブのライブ音源なんですが、武道館の空間に広がっていく残響がiPhoneよりも良い気がする。
  • Pat Metheny & Charie Haden/The Moon is a Harsh Mistress/Beyond the Missouri Sky (Short Stories)/ギターが郷愁を誘う一曲。ギターの音の残響がiPhoneより良いような気がする。
  • Nujabes/Counting Stars/2nd Collection/ドラムとギター、うわごとのようなボーカル、消え入りそうなピアノが立体的に聞こえる。元々良いイヤホンだが、音量がそこそこでも音のディテールが消えないような、そんな気がする。
  • Glenn Gould/Goldberg Variations/Goldberg Variations/鼻歌交じりで一部に有名な連作。鼻歌がiPhoneよりもよく聞こえてくる。集中すると、Gouldのピアノがどこにどういう向きで置いてあるか分かるような気がする。

あまりたくさん聴いてみているわけではないですし、そこまで僕は耳が良くないので、本当にそうなのかは分かりませんが、ハイレゾ(のアップコンバート)というのは、良いイヤホンやヘッドホンと組み合わせることで、音の立体感、位置関係、生々しさ、残響といった楽曲の情報量が増える、という事なのかもしれません。まぁ多少良いイヤホンであれば、音量を大きくすれば、情報量増えますけどね……。

ハイレゾのプレーヤーとしては価格が手ごろですし、UIも改善されて、価格に対して満足感の高い製品ではないかと思います。お耳に自信のある方、どうでしょうか?

 

 

試聴に使った音源はこちら

 

Sony Walkman NW-A35 購入編

著名な環境学者で、ガジェットマニアでもある安井至先生が絶賛していたソニーのハイレゾ対応ウォークマンNW-A35。私は大学入学時に偶然手に入れたiPod mini以来、MDウォークマンをiPodに切り替えて、それ以来3機種くらいiPodを買い換えて、最近は使い古しのiPhone 4を使っていた訳ですが、そんなに良いならと買って聴き比べをしてみました。ちなみに何ヶ月か前に試聴してみたんですが、タッチパネルの反応が余りに悪くてちょっとなぁと思っておりました。最近のファームウェアアップデートで反応が良くなったらしく、触ってみたら良かったのもあり。

ものはこれ。赤にしました。昔は黒で色々揃えていたんですが、鞄の中で目立つ方がいいなと最近思います。

ちなみにハイレゾ音源は全く持っておらず、基本的には256bps AACあるいは320bps MP3をソフトウェアでアップコンバートして聴いています。イヤホンはSONYのMDR-EX800ST。

電機店で触ってみたときから分かっていましたが、確かに実用的なタッチパネル反応速度になっていました。Macからのデータの転送もとにかく音楽ファイルが詰まったフォルダをドラッグアンドドロップして、パソコンとの接続を切ればOK。ジャケット画像も勝手に転送されます。

聴き比べてみた感じは……。これからということで。

2017年6月26日追記
iPod nanoと比較すると、自動パワーオフ機能がない模様。電源ボタンを長押ししてスイッチを切らないと、いつの間にか電池がえらい消耗していることがありました。設定にはオートパワーオフの設定はないようです。

浅草 かなや刷毛の馬毛歯ブラシ

歯は食の喜びや踏ん張るときの馬力を支える大事な器官で、それを維持する歯磨き、それに使う歯ブラシは稼働率が高い道具で、死蔵している服なんかに比べればはるかに投資効率が良い、いわゆるところの「捗る」道具です。ということで、今回は浅草、かなや刷毛店の馬毛歯ブラシをご紹介。

1本320円、3本だと900円。3本パックはこんな箱に入っています。

中身はこんなの。地味ですね。

磨き心地はナイロン糸の一般的なブラシに比べてマイルド。店の人曰く歯や歯茎を痛めにくいんだとか。最初は正直馬毛?とか思っていましたが、ナイロン糸が発明されるまでは天然繊維として使われていたもので、人類の歴史で考えると遙かにこちらの方が使用歴が長いのですよね。

使い古した歯ブラシと比較してみます。左が9ヶ月くらい使ったもの。何となく毛の密度が薄いような気がしますか?

角度を変えるとこんな感じ。左が使ったものです。10%くらい毛が短くなっていて、なんとなく毛束が痩せてる感じ。こんな風に適度に毛が「負ける」のが、優しい使い心地の秘密なのかも。新品に替えたらはるかに磨き心地が良くなったので、半年に1回は替えた方がいいのかもしれません。

毎日使うものですし、ちょっと変わったもの、良いものを使ってみたくなったらこの歯ブラシ、いかがでしょうか?

 

ビルケンシュトック フットベッド補修材のその後

いつぞやフットベッドの補修に使った薬剤。あれから2年経ち、またちょっと傷んできたので直そうかなと取り出してみると。

あれ?白かったのに変色してない?完全に輪ゴムみたいな状態に。

ちなみに2年前。

これってボンドではなく、生ゴムの樹液みたいなモノなのだなということがよく分かりました。フットベッドの補修剤は概ね2年以内に使い切れということか。ムダにしないためにはいくつサンダルを持てば良いのだろうかという感じ。いや、失敗しました。

そろそろ踵がダメになってきているので、ソールの張り替えに出そうかなと思っています。ついでに直してくれたりするだろうか?

測量野帳の勧め

皆さん、手帳は携帯していますか?

外山滋比古の「思考の整理学」、ヤングの「アイデアの作り方」、梅棹忠夫の「知的生産の技術」辺りを読み始めて考える道具に凝り始め、「18歳まで紙とペンで勉強をして、物を考えてきたのだから、考える道具として使い慣れているのはやはりノートとペンなのではないか?」と思いました。当時は意識が高く、侍のごとく常在戦場、いつ良いアイデアが出るか分からんと小型のノートを携帯するようになりました。そのときに使い始めたのは「あの」モレスキン。ブランド商売にまんまとやられました。学生のくせに1800円もする様なノートを買っていた(ページ単位で言うとあまり高くもない)んですが、あるときから測量野帳に切り替え、大変快適に使用しています。

測量野帳はコクヨが出している小型のノートで、「野帳」という言葉にあるように野外で情報を記録するためのノートとして作られたものです。複数種類があるのですが、「自由帳」的に使えるものはページに格子柄の入ったスケッチブックでしょう。

測量野帳の利点と欠点は以下の通りです。

利点

  • 安価(189円〜240円)な割に製品名が箔押しになっていたり、ルックスが上品。
  • 紙質が良く、万年筆と相性が良い(モレスキンは紙質が万年筆と相性悪い)
  • 表紙が固く、持ったまま使うのに便利(下の写真みたいに、ページの境目を水平方向に持つのが通の使い方)
  • 1冊当たりのページ数が少なく、荷物が軽くなる

欠点

  • 表紙が弱く、鞄の中に入れているだけでどんどん傷んでいく。

ということで、欠点を補い、利点を最大限に引き出すオススメの運用法はこちら(というか自分がやっている運用法です。)

背表紙にニチバンの製本ノートで補強を入れる → これだけ。製本テープの幅は35mmが良さそう。50mmでは少々大きい感じです。写真は緑の50mm


ちなみに、表紙は基本的に深緑ですが、用途別に色を切り替えれば複数冊の使い分けも容易。僕は緑をプライベート用、黒を仕事用にしています。

 

左が黒で仕事用、右が緑でプライベート用。

ということで、測量野帳。いかがでしょうか?

 

 

Artemide Tolomeo lettura

昔、この記事を読んでからずっと使ってみたいと思っていた家具を買ってみました。天井の照明位置の関係で手元が暗かったというのもありますが。まぁ、ヤフオクなんですけど。ということで、「読書」という名前がついたほどほどの大きさのフロアランプ、artemide社のtolomeo letturaです。下の写真のように机の脇に置いてデスクランプとして使っています。

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部屋を暗くしてつけるとこんな感じ。特に昼間、天井の電気をつけなくても手元が十分明るくて快適です。

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デザインがよく、軽い力で欲しい位置にぴたりと止まります。アルマイトのアップル製品との相性も良い。ただ、足回りが弱そうで、土台と柱を結ぶ軸の部分で明らかにポッキリいきそう。ロングセラー品だし、交換部品は手に入るかなぁ?あと、動かした後結構長時間揺れが残るので、やや不安な感じにはなります(土台はしっかりしているので、不安定ではない。)このtolomeoという製品、多分机の上に置くデスクランプがベストな大きさなんだろうなと思います。

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ちなみに電球の口金はE17という普通のE26より一回り小さいタイプ。パナソニックのこのLED電球を使っています(色は昼白色)。梨地加工したアルミのセードで光を柔らかくするデザインみたいなので、一方向放射のタイプより全方向放射のタイプが良さそうです。あとセードの上のところに穴が空いていますのでそこから漏れる光を楽しむためにも全方向タイプが良いでしょうね。今は新しいLED標準付属のモデルもあるみたいなんですが、個人的には従来品にLED電球を入れればいいかなぁと思います。ただし、自己責任で。

たかがデスクライトに数万円払った訳ですが、満足感の高い一品です。

 

携帯を替えました

お金の工面ができたので、携帯をiPhoneSEに替えました。キャリアはそのまま格安SIMのIIJmio。

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ここ三代の携帯。途中でAndroidに替えて、またiPhoneに戻ったんですが、まぁ極端な違和感はないですね。ということで使い比べてみて

iPhoneの良いところ

  • 早い(最新機種なので当たり前)
  • 指紋認証がとても便利
  • 4インチは良い案配(鞄に入れるときもかさばらなくて良い)
  • 液晶が何となく綺麗(解像度は変わらないはずだが)
  • OSのアップデート保証
  • 日本語入力(標準でもそこそこ使える。Android特にHuaweiのやつは本当に酷かった)。
  • カメラ(早い)

Androidのいいところ(iPhoneに替えて違和感を感じたところ)

  • 「戻る」ボタン
  • 電源ボタンの位置(右側面の中央やや上気味の配置はちょうど良いと思う)
  • メールソフトのプッシュ通知
  • ファイルアクセスの自由さ(電話帳の移行もクラウド経由ではなくローカルのファイルコピーでできたのは良かった)
  • 標準化された電源端子

前のAndroid端末の不満な点がGPSのトラッキング速度だったので、今度遠出するときにチェックしてみたいところ。

結論から言うとどっち使っても大して変わりがないので、予算に合わせて選べば良いと思います。セキュリティのことだけは気にしたら良いと思います。1台を長く使うつもりなら、iPhoneとかAndroidならNexusとか、それなりに長期間、OSアップデートを期待できる機種を選ぶと良いと思います。

SIMフリーの端末を買ったんですが、Docomoのキャリアのものを運用した場合とのコストの逆転は来年の8月の予定。それ以降は長く使うほどお得、というもの。

皆様の検討の指針になれば幸いです。

ミノウラ Gravity Stand 2

自転車が複数台になったり、ホイールのような大物部品が増えると収納に困りますよね。ということで人は部屋の空間を鉛直方向に使うため、2台おきスタンドを検討するわけですが、床と屋根に突っ張るものは天井の作りによっては設置ができません。ということでミノウラのアイデア商品、壁にもたせかけるGravity Stand 2です。

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こんな感じ。確かに動かない。とはいえ、上に自転車を置くのは多少怖いので、使っていないリム、ホイールなどの大物部品を引っかけたり、鍵を引っかけたりしています。こんな風にも使えるので便利。まぁ2台縦に置いても大丈夫だとは思うんですが。

組み立てているときの写真は撮っていませんが、かなり肉厚の鉄製パイプに補強を入れて組み立てるので、頑丈そう。固定してる感じは安定感満点。導入後震度5を超えるような地震には遭遇していませんが、ちょっとした地震くらいならびくともしません。

使ってみた感じはこんな感じなので、検討されてるかたはどうぞ。

SIMフリースマートフォン/格安SIM に対する個人的な雑感。

個人的な話ですが、私は2014年より格安SIMを使って携帯電話を運用しています。既にかなりたくさんの格安SIMが出てきており、色々とノウハウが蓄積、公開されているはずなので、遅きに失している間はありますが、特にどこかからスポンサードされているわけではない一消費者の見解を書きたいと思います。

そもそも

  • 格安SIMはIIJmioの回線をSIMフリーのスマートフォンHuawei Ascend G6で運用しています。
  • 以前はソフトバンクの3G回線でiPhone 4を運用していました。

導入時はどうだった?

  • 2年前の話なので記憶が曖昧ですが、Softbankの電話サービスでMNPを申し込んで番号をもらい、IIJ mioのWebサイトからその番号を使ってMNPを申し込んで、ビックカメラで端末を買いました。送られてきたSIMを端末に普通に挿入して、SIMに付属していた説明書を読みながらちょっと設定したら使い始められました。
  • MNPの際、Softbankの電話口のお姉さんから、回線の速度が微妙になる場合もありますよ?と言われましたが、下記のように3GからLTEへの乗り換えだったので、むしろ回線の満足度は上がりました。

用途は?

  • ほぼSNS(Twitterが主、LINEとFacebook Messangerをちょっと使うくらい)と、PCメールの確認、カレンダー、メモ、電子書籍の閲覧に使っています。
  • 時々出先でテザリングして、PCにメールをダウンロードしたり、くらいには使いますかね。

通信速度は?

  • 3G→LTE で大満足でした。私の使い方では半導体の性能は分かりようもありません。ただ、PCの体感速度の大半をHDDが担っているのと同じように携帯電話の体感速度の大半は回線が担っているのかもしれません。
  • 低速モードは、そもそも通信量がそれほどではないので経験したことがありません。

通信量は?

  • 標準で3GB/月の通信量クーポンが取得でき、余ったら来月に持ち越されます。
  • 上記の用途で毎月1GB以上余ります。全く困っていません。

iPhone -> Androidでどうだった?

  • 細かく使い勝手が異なる部分はありましたが、おおむね困っていません。慣れました。
  • 「戻る」ボタンは便利だなと思います。

不満は?

  • 端末のOSのアップデートがないこと。Android4.3がそのままなので、色々指摘されているセキュリティホールはそのままです。Rootを取れば5.0にアップデートできるという話もありますが、日本語UIがどうなるのかも不明ですし、どうしたものかという感じ。インターフェースが英語なのはいいとして、日本語が書けないのは大きな問題です。
  • キャリアメールが使えないのが困ります。結局メッセージ系SNSで事足りてるんですがね。
  • 一応、キャリアメールの代わりにレンタルサーバーのメールを携帯メールとして使用しているのですが、相手によっては届かなかったりするので不便。結局電話番号でSMSを使ったりします。
  • 標準の日本語入力ソフトがアホすぎて、ATOKパスポートでATOKを入れました。パソコンの方にも使っているので、大体月50円くらい日本語入力に払っていることになるのかな。まぁどうせパソコンにも入れていたので、結局解決できました。

料金は?

  • 通話料込みで、大体付き2500円程度に抑えられています。通話というと、家族に電話したり、宅急便の受け取り連絡くらいなのでこれくらい。頻繁に電話をする人は、通話料に何かしらのサポートがあるプランがいいのではないでしょうか?あるいはガラケーで通話用携帯を持つのもいいかも。そうなると大手キャリアのスマホ一回線でもいいかもしれませんね。
  • 乗り換え前は6000円くらい払っていたので、月3500円くらいの差額があるとしてExcelで簡単に損益計算をすると、乗り換え月外の違約金払っても10ヶ月くらいで諸々の費用が取り返せるということが分かったので、そもそも乗り換えました。あとはAndroidを使ってみたいというのもありました。

サポートは?

  • 特に携帯電話を落としたり壊したり、契約変更をしたりというトラブルに遭ってないので、コメントできません。トラブルがあるとサポートがないのは不便なのかもしれません。
  • 端末がSIMとセットで売られていることもあった、対応がうたわれている機種だったので私の場合トラブルフリーでしたが、端末とSIMの相性はよく下調べすべきでしょうね。

結論

  • 携帯電話ですることが限られていて、連絡手段としてテキストメッセージや、ちょっとした写真のやりとりをするくらい。
  • PCの初期設定などはだいたいできる。分からないことは検索して自己解決可能。
  • こんな人は最小構成の格安SIMにすれば携帯通信料の節約になるので、その分友達や家族とおいしいものを食べに行ったり、日々の食卓に上げる食材をちょっとグレードアップというのでもいいような。
  • 情報機器の扱いに慣れてるけど、そこまで情報機器に思い入れのない人が、有限のお金を他のことに回す手段として、格安SIMはいいのではないかなぁと思ったりします。何も能動的に心がけなくても年に数万円節約できるのは大きいです。というか、いじるの、持つのが自己目的化しない限りは携帯にお金を使うべきではないと、個人的には思います。所詮端末はコモディティで回線はインフラですから。
  • ただし、SIMフリーのスマートフォンはたいていOSのアップデートがないので、重大なセキュリティホールが見つかったりしても、そのままになったりします。職務上重要な情報をやりとりする機器に使うべきではないでしょうし(その場合はそもそももっとお金をかけるべきでしょう、会社が。)、バグがそのままになっている情報機器がインターネットにつながっているのは社会的に困りますから、長く使うつもりなら(端末代を含めて格安SIMがお得になるのは長く使うパターンだと思いますが)端末にはお金をかけて、OSのアップデートが期待できるスマートフォン(AndroidならGoogle監修のNexusシリーズ、あるいはiPhone)を使うのがいいのではないかなぁなどと思います。格安端末に対する割高分は保守費用を払っていると思って。