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パイロット キャップレス万年筆 (マットブラック 細字)

最近仕事が忙しく、大学院生時代に景気づけに買ったHappy Hacking Keyboardみたいに仕事の道具買うか、と思い立って、携帯用の万年筆として世界で唯一無二のノック式万年筆を買いました。出かけたついでに丸善で買ったんですが、定価だった代わりに色々おまけが。売り子のお姉様が色々教えてくださったんですが、まぁ10年近く付き合ってますから、大体分かってる話でした。

買ったもの+もらったもの一式。LAMY2000と同じくマットブラックのニブの小さい万年筆をまた買ったしまった……。ノックはボールペンよりもしっかりしている印象。

左の万年筆は引退予定の携帯用の細字。祖父の万年筆をニコイチにしたもので、キャップは925シルバー。ニブが柔らかくて書き味は好きなんですが、ペンケースに入れて持ち歩いているとキャップが外れやすく、すぐペン先が乾いてしまうので自宅で据え置きようにしようかなと思います。

書いてみた感じ。やや固いかも。線の細さは試筆したこともあり、好み。なんとニブは18金らしいが、小さいことにより固くなりがちなところを素材で解決、って感じなんだろうな。書いていると柔らかくなるらしい。

付属品の万年筆クリーニングキット+カートリッジインク一式。下の青いスポイトがミソなわけですけど、確かに便利かも。コンバーターよりも強い水圧で、多くの水を押し出せるので、使う際に注意は必要ですが、掃除が簡便になり便利かも。

というわけで使ってみます。

LAMY 2000 万年筆 修理完了

さて,この前修理に出したLAMY 2000の万年筆が9月6日に修理を終えて帰ってきました.

納期は修理の見積もりが終わるまで3週間,そこから修理を完了して帰ってくるまで約1ヶ月.案外時間がかかります.店から代理店を経由してメーカー送りになってるんですかね?ちなみにお値段11880円(税込み).結構しますが,まぁ本体を買い直すよりは安い.

ペン先はそのままで首軸と吸入器本体後部が交換という風になったので,本体はほぼ新品ですね.多分首軸と吸入器のはめ合い精度の関係で,両者がセットになってるんでしょうね.

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キャップと本体で照明の反射具合の違いが分かるでしょうか?5年使用でこれくらい表面がつるつるになるという証拠でもあります.

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首軸の部分はインク漏れ対策でステンレスのモノコックになっています.無料バージョンアップされたような感覚.有償修理だけど.

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書き味は正直最後に使ったのが2ヶ月前なのでよく覚えていませんが,引っかかりもなく,紙の上をスルスル走ります.字幅が太いのが難点ですが,これがいいのです.字が汚くて失礼.

万年筆使用の理由の1つに,ペン先の削れが自分の書き癖を覚えるというポイントがあると思うので,ペン先をそのまま維持しようとするLAMY社の修理ポリシーは非常に好感が持てます.国産メーカーを含めた他のメーカー産もこういう方針で修理してくれるんでしょうか?手持ちの他の万年筆が壊れたら是非とも身銭を切って調査してみたいと思います.

万年筆の修理(LAMY2000)
予算:11880円(税込み)
納期:約2ヶ月

LAMY 2000 万年筆の故障

筆者は普段の書き物に万年筆を使っています.消耗品がほぼインクだけで,名前の通りずっと使えるので重宝しています.ホコリっぽいところで使うならともかく,机の上での書き物でエコなのが欲しければ,万年筆一択ではないでしょうか?筆者はこのLamy2000の万年筆を買って以来,5年間シャーペンの芯と消しゴムくらいしか筆記具を買っていません.

なんですが,そのLamy2000の万年筆が今回壊れてしまいました.

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こんな感じで……

R0000395 のコピー

 

 

 

 

 

ペン芯とインクタンクをつないでいる接合部が割れてしまっています.

正規取扱店で修理以来ができるとのことなので,修理に出してみます.ペンポイントも交換になるのでしょうか?