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艦これイベント日誌 2015年冬イベント その3

さて、第4海域です。結構苦戦しました。それではどうぞ。ここはスクリーンショットをとっています。

第4海域

難易度:甲

編成は攻略サイトを見て、以下のようにした。夜戦用の火力を戦艦にかばわせる感じ。E–2の戦訓。

編成#1:加賀、時雨、北上、雪風、扶桑、日向

  • 加賀:制空装備、4スロに爆戦
  • 時雨:高射装置付き長10cm砲を2基、13号改
  • 北上:3号砲に15.5cm副砲、甲標的。
  • 雪風:艦首魚雷+長10cm砲+いつもの33号電探。
  • 扶桑:46, 41三連装, 徹甲弾, 瑞雲12
  • 日向:46, 356三連装, 徹甲弾、瑞雲634→途中で夜偵。

とりあえずボスにたどり着いたが、固い。コレはなかなか骨のあるボスだ。
一回上手いこと運んだときにボスを倒せたが、それ以外はなかなかに難しい。さて、どうしたものか。 夜戦を有利に運びたいので、日向に夜偵を積んでみた…夜間触接してる?
E–2の戦訓にとらわれすぎているかもしれない。とにかく「夜戦で必殺」編成を試みなければならない。

編成#2:雪風、時雨、北上、加賀、日向、扶桑

ということで、並び順を変えてこの編成に。結構いいが、それでもなかなかボスを倒すには至らず。これでは最後に倒しきれないだろう。もう少し装備と編成をいじってみる。戦艦2隻を、盾と矛に分ける。あと、ここから全艦にキラ付けをしてみた。道中の火力が増して安定する。雪風や時雨が昼戦で駆逐艦を一撃必殺する。

編成#3:時雨、扶桑、加賀、雪風、北上、日向

装備変更は

  • 時雨:10cm高角砲+高射装置1基を五連装酸素魚雷にして防空+カットイン装備
  • 雪風は33号電探を照明弾 、余った10cm高角砲+高射装置を積んで防空力を補強。
  • 決戦支援を入れてみる。1度は道中支援も入れてみたが、めんどくさくなってカット。資源の節約という言い訳をつけて。道中はキラ付けすればかなり安定するしね。

最終局面まで

成功。数回のうち1度は中破以上の被害なしでボスに突入。

軽空母による支援砲撃で駆逐艦1隻撃沈、重巡小破。昼戦で空母姫に日向と加賀がやられて大破したが、味方は時雨以下3隻、敵は大破した軽空母2隻とほぼ無傷の空母姫を残して夜戦へ。

扶桑が大破を食らうも、時雨のカットインと北上様の連撃でKO。これならそこそこ歩留まりが良さそうだ。

夜偵が仕事をしていないのでどうするか?制空を有利にしたい。ということで装備変更。

  • 加賀:爆戦を烈風にして加賀を置物に。

最終局面

道中+ボス昼戦での火力不足が…。空母姫を倒しきれない。戦艦が固い。火力が足りない。

爆戦は積んだ方が良い。連合艦隊なら話は別だが、3回分攻撃が減るのはやはり不利。夜偵は今回は意味ない。制空権が取れない方が問題。とにかく夜戦に何人残せるかが重要。その分少しでも制空力を追加するため、仕事をしていない夜偵に変えて、最も性能が高い水上機を積むべき。ということで……

  • 日向;夜偵→瑞雲634
  • 北上:副砲を下ろし、伊58からヒン剥いた5連装酸素魚雷でカットイン装備に。
  • 加賀:4スロットを烈風から爆戦に戻す。
  • 決戦支援をケチらず、戦艦による砲撃支援を。大和も支援艦隊に引っ張り出す。46センチ砲による超水平線射撃を食らうがいい。

ということで吶喊してみると、時雨の対空カットイン、支援砲撃、空母姫のエイム(攻撃の終わった加賀、盾役の日向を狙ってくれたしかも日向が大破しただけ)、全てがキッチリかみ合って空母姫のみを残し夜戦へ。若干手こずったが、最後は北上様のカットインでフィニッシュ。

最終編成はこんな感じ。支援艦隊もついでに載せてしまう。

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ということで手を尽くして勝ちにいった感じなので、甲でイベント制覇は難しいだろうなぁ…。連合艦隊だからいけるってもんでもないだろうて。仕事で時間は取れなさそうだしね…。ちなみにドロップは雲龍。改まで育てて、装備を剥ごう。

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艦これイベント日誌 2015年 冬イベント その2

さて、それでは第3海域。連合艦隊出撃です。割とスッと行きました。

第3海域

難易度は甲

編成(1):水上打撃部隊編成

第1艦隊:陸奥、千歳、千代田、金剛、熊野、羽黒

第2艦隊:大淀、秋月、綾波、雪風、時雨、霧島

  • 装備は陸奥、金剛は観測射撃装備。
  • 千歳、千代田は制空優先。
  • 大淀は対空電探搭載の観測射撃装備。
  • 秋月は対空カットイン、
  • 綾波は連撃、雪風、時雨は夜戦カットイン。
  • 霧島は夜間偵察機+観測射撃装備。

威力偵察時。ボスまでたどり着けず。戦艦姫に金剛が大破を食らう。陸奥を旗艦にするのではなく、盾として用いた方が良いか?しかし長門型の装甲では戦艦姫の砲撃を弾けない。ふむ…。装備の見直しが必要な気がしている。まずは火力増強のために陸奥に51センチ砲を、綾波に夜戦用の照明弾を持たせよう。

編成についていうと、金剛の代わりに長門を入れるか?大和は、資源消費のことを考えるとここでは温存したい。霧島は夜戦カットインを狙って榛名に代えても良いかもしれない。試してみるか…。

編成(2):水上打撃部隊編成

第1艦隊:利根、千歳、千代田、熊野、金剛、陸奥

第2艦隊:大淀、秋月、時雨、雪風、綾波、羽黒

編成は攻略サイトを見て決めた。

  • 艦隊司令部施設を旗艦の利根に搭載。とにかく道中の交戦数を減すことを目的に。
  • 陸奥には51センチ砲を積んでみた…ら、戦艦姫に昼戦カットインで216ダメージ。結構使えるかもしれん。

この編成で3戦ルートに乗ると、かなり戦艦姫マスの突破が楽になってきた。ほぼ確実にボスに到達できて、ほぼ確実に狩れる。この編成に変えてから4連続でボスに突撃できてさっさと突破。

試行錯誤が艦これの面白いところで、攻略サイトを見るとただストレスに耐えるだけみたいな感じになりそうな感じ。今回の場合は編成を攻略サイトのままにして全く問題がなかったので…。ラッキーでした。

艦これイベント日誌 2015年 冬イベント その1

みなさんこんにちは。艦これ、遊んでいますか?僕は興味のなかった太平洋戦争について、考える機会をくれるのが面白いなぁと思って、普段は1日30分くらいずつプレイをしています。ほとんど演習と遠征の管理くらいですね。

前回のイベントの際に、記録を残してみると面白そうだなぁと思ったので、今回、2015年の冬イベントでは記録をとることにしました。最適な攻略方法などは専門のサイトさんにおまかせして、ここでは自分なりの試行錯誤をお見せできればと考えています。スクリーンショットはとったりとらなかったりなので、文章主体になりますが、よろしければどうぞ。

第1海域

難易度:甲

編成(初期):大淀、由良、五十鈴、時雨、ヴェールヌイ、雪風

編成(突破時):大渡、綾波、五十鈴、時雨、ヴェールヌイ、雪風

装備は

  • 大淀にFuMoレーダー、22号改、93式ソナー、一応自衛用の3号連装砲
  • 他の船は対潜水艦装備。
  • 索敵値が必要とのことなのでいつも通り大淀を水雷戦隊の目として用いることに。

作戦は順調に推移。しかし、途中からボスを狩りきれない事態が出てくる。T字戦不利を引くとほぼ勝てない。これ以上取れる手立ては、装備の強化ぐらいしか思いつかない。しかし、対潜装備の強化はすぐに行えるものではない。したがって単なる試行回数の問題と断じて、作戦を続行。7回目のチャレンジにて突破。わりといい調子かも。編成は途中でGマスを避けたくて変えたが、正直違いは分からない。3式爆雷と3式ソナーがあと2セットくらいは欲しいなと思った。イベント後のドクトリンに加えよう。

第2海域

難易度:甲

編成(1):秋月、愛宕、摩耶、霧島、千歳、加賀

  • 秋月は高射装置付き長10cm砲2門、13号対空電探改で艦隊の傘。
  • 他は可能な限りの最強装備を。摩耶には虎の子の14号対空電探。
  • 千歳と加賀は、制空優先。スロットの搭載数が多い順に烈風改と烈風(601空)を、開いたスロットには友永天山と江草彗星でできる限り火力を出す。彩雲は入れた。

編成(2):秋月、霧島、金剛、大井、千歳、加賀

手数が足りないことが多かったので、雷巡を入れて、高速戦艦を追加することに。あまり上手くはいかず。2マス目で軽空母や空母が大破を食らうことが多い。ということで、戦艦を盾にすることにした。

編成(3):秋月、愛宕、千歳、加賀、金剛、霧島

途中で浮気編成。ボスまではたどり着くが、ボスが倒しきれない。夜間偵察機を積んでいなかったので、霧島に搭載。途中霧島が大破して、夜戦に持ち込んでも火力が足りない。雷巡で手数を増やしてみるか…。

編成(最終):秋月、大井、千歳、加賀、金剛、霧島

ボスにたどり着く確率が非常に上がった。正直運もあると思うが、かなり歩留まりがいい。恐らくこれが最適解だろう。ボス到達時の生存状況によっては、昼に片が付くことも。フィニッシュブローは夜戦にて霧島の連撃。さすが!

ドロップは正直良い。持っていなかった浜風と阿賀野が手に入った。また遠征から育成を始めよう。

ここまでで遠征を含めて燃料弾薬を10000位消費したものと考えられる。燃料の消費が若干激しいので、タンカー護衛と鼠輸送、北方鼠輸送を敢行。

スエード靴の補色

さて、今回はスエード靴の補色をやってみたいと思います。使っていると紫外線やら何やらで退色してくるので、色を補ってやりましょう。

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用意する道具はいつもの通りスエード用の真鍮線入りブラシと、補色用の塗料です。

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補色用の塗料はこんな感じです。先がスポンジになっていて、それをスエードに押しつけて塗料入りの液をしみこませるようです。マジックのような感じで、使い始めにスポンジを押し込んで、液をスポンジにしみこませるようです。LOFTで1000円くらいでした。色が色々あるので、靴の色に合わせましょう。この靴にはミディアムブラウンにしました。

R0001027 のコピー

 

 

 

 

 

 

 

作業前、どことなく足先のところが色あせているのが分かるでしょうか?5年間、栄養・防水スプレーはしてきたとはいえ、経年で色落ちするのは避けられませんね。

ブラシでホコリを落として、スポンジを押しつけて作業をします。防水スプレーが残っているのか、スエードの毛が塗料をはじきます。意外な盲点でした。根気と作業を続けると…。

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やっちゃった!?なんかシミが。でも大丈夫。二時間くらい経つと…

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こんな感じになりました。単に塗料の液体成分が蒸発してなかっただけみたいです。どことなく色が変わっているのが分かるでしょうか?写真ではわかりにくいですが、肉眼で見ると結構違います。これで人前に出るのも恥ずかしくないですね。よく手入れされ、履き込まれた靴は本当にいいものです。

さてまとめますと。

スエード靴の補色

  • 作業時間:30分未満
  • 必要物品:スエード用真鍮線入りブラシ(1000円)、補色用塗料(1000円)。
  • 必要金額:2000円台

この後、防水・栄養スプレーをかけておくとよりよいみたいです。

8年目のSPD

ロードバイク歴8年目にして、ついにSPDペダル&シューズを導入してみました。大体使い始めて2ヶ月くらいの感想です。

選ばれたのは、SPDペダルはシマノのPD-A530でした。

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片面がフラットペダルになっている物ですね。おそらくこれまでのペダルよりも重いのでしょうが、その辺は正直実感出来ませんでした。そして、前まで使っていたペダルよりもフラット面が使いやすかったです。

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シューズはNorthWaveのハマー。MTB用のシューズみたいですね。普段お世話になっている自転車屋さんにシューズの発注に行ったら、出戻り品を安くしてくれたので、決めました。

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さて使ってみた感じ。うん。快適。足を回すという感じは分からないのですが、ダンシング(立ちこぎ)したときにダッシュのごとく足を引っ張りあげるように漕げるのが興味深い。ダッシュの時にはハムストリングスを使うらしいので、SPDペダルを使うとハムストリングスが使えるようになるというのは本当でしょうね。普通の靴で乗るとペダルは「踏む」感じになるのですが、確かにペダルを「踏む」だけでなくなる感じがするのが面白いです。

普通の靴で乗ったときのペダリング(足のどの位置に力をかけるか、足の親指の付け根が理想だといわれる)も矯正される感じになります。良い変化なんだけど、踏むときのQファクターが小さくなって(ペダルの真ん中を,足の親指の付け根で踏み込む)、靴のかかとが内側にずれたときにかかとをチェーンステーをこすったりしだします。

SPD未経験者が最も心配するであろう立ちゴケですが、今までに2回しています。最初は乗車開始十分ほどで外れずにコケ、もう1回は交差点でいきなり出てきた歩行者に急ブレーキをかけてからコケました。しかしそれ以来コケてはいません。クリートの外し方が問題というよりは状況判断が重要という感じがするので、普通の靴で自転車のあしらいをある程度覚えている人なら、マルチリリースクリートなんて使う必要はないと思います。とにかく先を読んで、スピードをゼロに近くしないとダメそうなら、早めにペダルからクリートを外すように心がければコケはしないと思います。

SPDペダルとシューズはフレームやホイールを買い換えるよりも、低価格の投資で劇的に自転車ライフが変わる一品だと思います(車で言うとエンジンをいじるようなもんですからね)。この記事が自転車初心者の一助になれば幸いです。

Arktery’xリュックサックの修理

さて、この記事では5年ほど前に買ったarkteryxのリュックサックArro16を修理したいと思います。といってもメーカーに修理に出すだけですが。

このリュック、買ったお店が今はないので、大阪梅田のLoftman Coop Umedaにお願いしました。快く引き受けてくれました。さすが、いいものを長く着ましょうな店だけあります。
今でこそ類似デザインの物がありますが、当時はこんなリュックがあるのか!とびっくりしたものです。たくさん使った結果、肩のストラップがダメになってしまっており、今にもちぎれそうです。1時期は5キロ以上の荷物を突っ込んで毎日使用していたので。
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修理に出すこと3ヶ月。

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ちゃんと直っています。見た目もしょった感じも、全く違和感はありません。製品自体はディスコンになっていますが、修理はしてくれるんですね。Made in ~のタグが、位置が変わり、昔のものだったのでMade in Canadaタグがついていたのが、Made in Philippineになっていました。

まとめますとこんな感じです。

アークテリクス(Arktery’x)のリュックサックの修理

  • 納期:約3ヶ月
  • 費用:11340円
  • 持ち込み先:Arktery’x製品を取り扱っているお店?(今回は買った店ではありませんでしたが、受け付けてくれました。)

 

革手袋をオーダーしてみた

私が敬愛する某先生が革手袋をオーダーするといいよ、とおっしゃっていたので、冬の賞与を投入してみました。

注文したのは先生推薦の「手袋工房ミズカミ」というところです。香川県東かがわ市にある製造販売のお店のようです。こちらの9720円の羊革、カシミア内張の防寒手袋に、オーダーチャージ1080円を付けて計10800円。オーダーの仕方は手形を描いて、手の生命線周りの長さを書き入れれば職人さんが案配してくれるようです。ちなみに年末年始にもかかわらず、1週間以内に届きました。

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表面。革手袋は初めてなのですが、表面が適度にしっとりしていて、紙幣、カード、ちょっと苦しいが小銭が取り扱えます。他の手袋と比べて革の質がどうなのかは分かりませんが、大変満足しています。

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内張のカシミアはニットになっているみたい。カシミアの色は生成り?ちなみに暖かくて手触りがよく、外の羊革と一体化していて手を出し入れしても余ったりひっくり返ったりしません。

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全体に縫い目はきれいです。ほつれもなく、しっかりしています。

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指先はこんな感じ。サイズは合っているので指先は余らず、上述の通り手袋をしたままいろいろな作業ができます。

靴と手袋は、人それぞれサイズがありますから、オーダーした方が良いようです。確かに、手袋に関してはこのことが事実なのが分かりました。シーズン毎に色違いで1双ずつ注文してみようかな。

『ロード・エルメロイII世の事件簿 1 case. 剥離城アドラ』著:三田誠、挿画:坂本みねぢ

まさかのまさか、あの『Fate/Zero』の正ヒロインともいわれるウェイバー・ベルベッド、長じてロード・エルメロイII世が再びFate/Stay Night直系の世界に返ってきた!ということで、同人誌小説レーベルType-Moon Books『ロード・エルメロイII世の事件簿』、その第1巻について感想を書きたいと思います。以下、Type-Moon世界の設定について特に断りもなく使っています。ご容赦ください。

魔術刻印(この世界で魔術を使うための魔術回路と呼ばれるものを移植可能な形にした人工臓器のようなもので、魔術師の家系に代々継承されるもの)の修復士として名高い魔術師、ゲリュオン・アッシュボーンが亡くなった。亡くなる前に彼は、知己の魔術師に自らの居城、剥離城アドラへの招待状を送っていた。城に集まった魔術師は7人(従者含まず)。天使で埋め尽くされたアドラの謎を解いた者に自らの遺産を継承させると言い残したアッシュボーン氏。詳細は不明なまま、彼の遺産を巡って事件は起きる…。

本シリーズはロード・エルメロイII世が魔術師にまつわる?事件を解決するというもののようです。事件簿を称するだけあり本作は推理物を基調とする物語のようでした。ミステリーはあまり読まないし、謎解きをしながら読むタイプでもないのですが、いろいろヒントはちりばめられていたのかなと思いました。しかし、犯人の動機を推し量るのには、かなり想像力の飛躍が必要そうです。多分ミステリーだと思わず読んだ方が良いと思います。ちなみに彼の直弟子として、表紙にも出ている「グレイ」という女の子が出てくるのですが、その子の正体も謎の一つかもしれません。

個人的な見解ではありますが、本作は群像劇である『Fate/Zero』をウェイバーの物語として読むなら正しくZeroの続編であり、『Fate/Stay Night』の直系に連なる物語ですので、それらが好きな人は読んで損はないと思います。Type-Moon世界の魔術関係の話、設定が好きで『魔法使いの夜』を楽しんだ人にも、妄想や考察の材料を追加してくれる一作だと思います。オススメです。

ちなみに、同人誌ですので普通の本屋には売っておらず、「とらのあな」とか「メロンブックス」とか「アニメイト」とか、いわゆる「オタク向け」の専門書店で買うことができます。この記事の投稿時点では在庫切れで中古価格が高騰していますが、通常の同人誌とは違ってほぼ確実に再版されますので、特に初版などにこだわりがなければ、ちょっと待ってから買うことをオススメします。毎年冬のコミケに合わせて出すとのことなので、そのときには必ず再版されますから…。

公式サイト

以下はネタバレで書きたいことを書きます。
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あけましておめでとうございます

このブログを読んでくださっている皆様、遅れましたが、2015年明けましておめでとうございます。

去年の1月からブログを始めて(放置していたものを移転してきて)1年になります。基本的には本やマンガの感想など、自分が読みたいなと思ったものを誰かに書いてもらうのではなく、自分で書くというつもりで始めました。自分が書きたい、読みたいと思った記事を書くつもりではありますが、もうちょっとたくさんの人に見てもらえるように精進したいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

『Landreaall (25)』 著:おがきちか

24巻の感想はこちら(個人的にまとめた本作のあらすじもこちら)

半年に一回のお楽しみ、おがきちか先生のLandreaallの25巻です。今巻も引き続き「王制」を憎むクエンティンとの直接対決です…といっても、パーティは強制解体され絶賛大ピンチですが…。以下ネタバレを含みつつ感想を書きます。

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