コルサCX」タグアーカイブ

往年のチューブラーホイールで車輪道楽 その2 振れ取り、タイヤ取り付け、試走

前回ハブをいじってみて、玉押しも玉も大変きれいと言うことが分かり、狂喜乱舞したわけですが、振れも取ってみました。

……僕の腕と目では縦振れも横振れも問題なさそう。

R0001392 R0001393
……タイヤを取り付けました。タイヤはおごってビットリアのコルサCX。旧モデルなので半額の5000円弱というやつです。せっかくなのでいいものを使ってみようというやつ。

使ったのはリムセメントではなく流行のチューブラーテープ。指示通りに仮留めすると、タイヤのセンターが勝手に出ている(ような気がし)ます。左右のふんどしはみ出ている部分の幅が大体一緒なのです。ちょっといじってみたけれど、まぁいいかと剥離ビニールを外して空気入れ。空気圧を8気圧くらいまで上げます。

タイヤがいいので、指示を守れば簡単に取り付けできるなぁという感じ。リム打ちパンクを気にしなくていい分、チューブラータイヤの方が楽かもしれない。チューブラーテープも一巻きで前後取り付けできるので、後一回分余りました。タイヤごと持って行く必要はあるけれど、予備のタイヤとチューブラーテープを持って行けば、後は高圧の入る空気入れがあればなんとかなるでしょう。普段履きは手組チューブラーにしてしまって、ツーリング、輪行などにクリンチャーを使ってもいいかもなぁなんて思いました。

で乗り心地。荒川のサイクリングロードを40kmほど。
タイヤのせいかホイールのせいか、段差を超えたときの振動がマイルド。高圧で細身のタイヤなので、手組の銀輪一号の前輪と同じようにすいすい走ります。特に走り始めがよく、舗装のいい道を走っているときは本当にスルーっと走って行きます。なんとなく華奢くて剛性が足りないような印象を受けますが、気のせいかもしれません。簡単に帰ってこれないところに行くときは、銀輪一号の方が安心感があるかなぁという感じ。普段トレーニングしたりするときにはこっちがいいなあって感じですかね。あと、コルサCXは空気がとても抜けやすいので、その点でも遠出は難しいですね。

結論から言うと思っていたより面倒もないし、乗り心地は割と良い。チューブラーホイールはロードバイクのホイールとして、普通に使えるように思います(普通に使っている人がいるので当たり前と言えば当たり前だが)。あと…WOのタイヤしか知らないよりは、いろいろと視界が広がるという意味でも、使ってみるのはアリなのではないかと思います。