自転車のホイールを組んでみた! その2 パーツ収集編

前:胎動編

さて、自転車のホイールとは、リム、ハブ、スポークの3つの要素からできています。この組み合わせで性能や何よりホイールの見た目が決まります。さてどうするかと思ったときに、どうも最近は銀色のホイールが少ないらしいという話を聞きました。確かに、手持ちのR-500もリム、ハブ、スポーク全部が真っ黒。売ってるホイールを見ても、全体が銀色という物はありません。ならいっちょやってみるかと、全部銀色のホイールを組むことに。そこから通販サイトを駆使したパーツ収集が始まったのでした。

リム
どうも情報を収集しているとマビックのオープンプロというリムが大変有名らしい。特殊合金、ブレーキ当たり面をCNC研磨、リム継ぎ目は熔接。軽くて剛性が高く、素人が組んでも精度がいいホイールができるとのこと(この段階では精度とは何か?はよく分かっていない)。銀色のものもあるし、これでいいかと通販サイトを物色。調べるうちに、表面がグレーにアルマイト加工されたCDと呼ばれる物もいいなと思い始め、最後まで迷いましたが、結局Chain Reaction Cycles(CRC)というサイト(商品ページ)から銀色のものを通販で取り寄せることに。1あたり国内で買うより2000円程度安く、2本で4000円、結局関税を1800円ほど払ったので、あんまり得にはなりませんでした。12000円くらいの商品に関税が1800円なので、結構税率高いですね。

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ハブ
シマノのハブにすると決めていました。滅多に買う物でもないし、どうせならいい物をということで、ロード用の上位グレードを物色。価格とグレードを見比べた結果、上から2番目のUltegraにすることに。現行モデルは11速でグレーなので、1モデル前の6700という物を探したが、スポーク本数32本の物はどこを見てもない。結局インターネット上を探し回ったあげく、前のハブを国内の通販サイト(どこだったか忘れてしまった…。)と、後ろのハブをリムと同じく海外の通販サイトCRCから購入。

スポーク
通勤とツーリング用で、重くなってもいいから頑丈なやつをと国産、星工業製の太さ2mmのスポークを購入。ホイールとハブの寸法から長さを決めなくてはならないので、買ったのは一番最後になりました。ちなみに買ったのはタキザワサイクルというお店(URL)。結構地元の有名店らしいです。カタログを一緒に送ってくれました。昔の名残かな?インターネットは小売りを変えたんだなぁと思ったものでした。

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工具 面倒なので、ほとんどAmazonで買いました。いずれも必要十分、万全に働いてくれました。残りの工具は手持ちのものを使いました。
振れ取り台 → 折りたためるミノウラの振れ取り台FT-1を無難に購入。センターゲージもついてます。
スポークレンチ → ParkToolの物を。特に不便は感じず。
スポークゲージ → ParkToolの物を。定規代わりに。
緩み止め(ケミカル) → WheelSmithのスポークプレップ。これもなかなか手に入らず、Amazonに出店している別の店から買いました。

教材

ロードバイクの科学:ホイール組みだけでなく、ブレーキングの仕方など、乗り方のテクニックなんかも解説されているので、なかなかおもしろいです。
DVD
ホイール組みの達人:作業姿勢なども解説してくれるので、大変重宝しました。これ、超オススメです。(通販ページ:サイクルベースあさひ

続きます。
次:作業編

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