シリーズ:ものの「運用法」

安物買いの銭失いと申しますが,じゃあ高いものを買ったら長く使えるのかと言われたら必ずしもそうではないんじゃないかと思うのです.ものには「使い方」というものがあるように思います.それは靴なら履く,服なら着る,自転車なら乗る,ということだけを必ずしも意味するのではなくて,定期的に状態をチェックして,必要なところを自力で補修するなり,プロに頼んでメンテナンスをするなり,ということを含むのではないかと個人的に思うのです.つまり,高いものというのはそういう「使い方」をわきまえて実践すれば「長く使える」ということなのだと思います.

エコだエコだなどと言われますが,つまるところ余計なものを作らない,使わない,捨てない=リデュースというのが一番のエコなわけで,個人にできることのなかでは,物を手入れをしながら長く,大切に,そして何より快適に使うことが最もエコロジー,エコノミーかつハッピーなことの1つであろうと思うのです.物を売って商売をする側にとっては都合が悪いのかも分かりませんが,こちとら消費者ですので,「単なる消費者」ではなく「運用者」になって賢くお得にもの,特に耐久消費財とお付き合いしましょうやという趣旨でこのシリーズを始めました.自分なりにどういう風に持ち物を運用しているのかを紹介したいと思います.

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