ソニー製のハイレゾウォークマン入門機、2年ほど使い込んでみた感想としては以下の通り。
購入編とファーストインプレッション、ノイズキャンセリング機能のインプレはこちら。本機はすでにディスコンなので、後継機種を買う際の参考になれば幸い。
良いところ
- ノイズキャンセラー便利すぎ。電車内でまともに音楽聴くには必須の機能。ただし、アナウンスも聞こえにくくなるので、居眠りする可能性がある場合には使わない方が良いように思う。
- 物理ボタン便利、特に再生ボタンを始め各ボタンに形状の違いとポッチがついてることで、カバンの中でも手探りで探せるようになっている。ホールドスイッチも誤動作防止に高評価。
- SDカードは拡張性が高くて良い。
- 本機に限定される話ではないが、Bluetoothオーディオ機能は便利。Bluetoothスピーカーと繋ぐだけで簡易な据置ステレオになり、カーシェアやレンタカーでお気に入りの音楽が聴ける。
悪いところ
- 電源管理がイマイチ。オートパワーオフがないので、いつのまにか電池切れになっていることがある。探してみたが設定もできない。
- 上記のように電池の消耗を抑えるなら電源をいちいち切る必要があるが、起動、そして起動時の楽曲のデータベース構築が遅い(特に大容量のSDカードを挿入してる場合)。
- iPodもそうといえばそうなのだが、転送、充電に独自のケーブルが必要なのが今時ちと残念。iPodの場合はLightningケーブルの場合は普及率の高いiPhone系のスマートフォン所有者が持っていることが多く、併用も可能だが、本機はウォークマンの専用品である。
すでに2代前くらいの製品で、後継機種が何台か出ているが、その辺が改善されているのか、ちょっと気になる。