和食」タグアーカイブ

倫理的な土用丑の日2017

さて、今年も絶滅危惧種の絶滅促進キャンペーン、土用丑の日がやってきました(2週間ほど前ですが)。絶滅危惧種であるウナギを食することは、いわばパンダの肉を食べたり、象牙を珍重したり(こっちは現にやってる)するのと同様の愚行。リョコウバトを絶滅させたアメリカ人、オセアニアのリクガメやドードー鳥を食い尽くした大航海時代の開拓者達からうん百年経っているのに進歩はありません。日本は海に囲まれているのに、どうしてこうも漁業がへたくそなのか。

まぁさておき、ウナギを食べるのではなく、代用食品を積極的に消費することで土用丑の日の意味をずらし、いつの日か、資源枯渇の心配なく、心の底からウナギを楽しめる日が来ることを願って行うのが倫理的な土用丑の日です。

今年はこれ

イオンで売ってた鶏の蒲焼きです。今年は近大ナマズはなく(高くて売れなかったんだろうな。美味しかったんだけど)。代用のバンガシウスなる南方産のナマズの一種が蒲焼きになっていたそうですが、近所には売っていませんでした。去年と違って平日だったので、これで我慢です。

食べた感想としては、タレはそれっぽいが、鶏のどんぶりです。やっぱり最低限白身魚を蒲焼きにして食べたいなぁ。

今年はウナギの蒲焼き風の蒲鉾が出始めていたようで、来年はぜひそれを入手したいと思います。というか、普通に食べてみたい。

去年はこれ

ということで、みなさまも「倫理的な土用丑の日」運動に参加しませんか?特にウナギが好きなあなた。いつか、子々孫々日本の伝統的な食べ物を楽しめる喜びをかみしめながら、資源枯渇の憂いなく、大好きなウナギをお腹いっぱいほおばる、そんな日が来て欲しいと思いませんか?

実際のところウナギの蒲焼きが余り売れなくなっているという風聞も耳にします。スーパーやウナギ専門店には多少気の毒ですが、いいことですね。