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ものの「運用法」:ジーンズの修理

衣類というものは消耗品であり、上着や半ズボンなど、肌に直接触れないとか着られる季節が限られているものでない限りは、いかに上手に選んだとして もデザイン的に古びる、あるいは布が消耗して壊れるなどして数年で着られなくなるものだと思います。そんな中でジーンズというものは、普通のシルエットの物を選べばデザインが陳腐化することも少なく、多少古びた物を履いていてもそれなりの味があって許される気がします。また、最初は堅いデニム生地が、履く度に自分の体になじみ、自分の身体の捌きに応じた色落ちがするジーンズは長く付き合えるファッションアイテムとしてエコな一品と言えるでしょう。

とはいえ、古いけど味があるものとボロボロのものには違いがあるということで、ここでは穴の開いたジーンズをリペア専門店で修理してもらうということを紹介したいと思います。

今回修理に出したジーンズです。

 

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2006年から2008年くらいに買ったはずの普通のリーバイス501です。特にビンテージでもない本当に普通のマレーシア製です。色落ちで水色に近くなってきて、これはこれで合わせやすいジーンズです。

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右の膝に穴が空いています。

今回は自分で修理するのではなくプロに任せてみます。私自身も1年ほど前からお世話になっているリペアショップ、大阪梅田の北側にあるWoreksというお店です。古着屋が多いと言われる梅田中崎町に近いです。梅田茶屋街のロフト裏辺りからアクセスするのが分かりやすいと思います。

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修理後です。

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右ひざの穴がふさがれています。

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裏から見るとこんな感じ。また、生地が弱っていると言われた股下も補強してあります。  グラシン紙というか、ガーゼを1枚剥いだ奴と言うか、そんな感じの当て布がしてあります。のり付けしてあるみたいでちょっと固いんですが、何回か洗濯するうちに馴染んできます。

2か所の修理で2000円+税でした。同じリーバイスで、新しいのを買うよりは安いですね。

裁縫道具があれば自分でやってもいいんでしょうが、デニム生地はなんだかんだ言って堅いですし、見た目や裏地の処理なんかを見ても、ジーンズの修理はプロに任せてもいいんじゃないかなぁと思います。このジーンズをこれ以上修理するかどうかは正直迷っているのですが、これでしばらくは履き続けられそうです。