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『武姫の後宮物語』著:超紳士ゴブリン/筧 千里

最近、いわゆる「なろう小説」を読んでいました。

読んでいたのは「武姫の後宮物語」です。名は体を表す、ということで、王制国家の後宮に武姫、要するに戦士のように戦場を駆ける女性が入って、引き起こす騒動を描いた物語です。特徴としては、主人公のヘレナが脳筋、要するに脳が筋肉でできているかのように、考えることが苦手だということです。ですが、黙ってうなずいていればそこそこ知性的に見えるという美点と、そのまっすぐな?人柄(脳筋なので、権謀術数を弄することができないともいえる。)と鍛え上げられた肉体で後宮を掌握していきます。まさに沈黙は筋、じゃなかった沈黙は金です。

ヘレナは28歳、愚弟と呼ばれるお相手の王様ファルマスは18歳と結構年の差があるわけですが、ファルマスが結構ねじ曲がった女性の趣味をしているせいで、ヘレナにゾッコン。余人には分からない魅力を備えた女性を好く男性というと、『君に届け』の風早くん的な感じでしょうか?余裕ぶった振る舞いをヘレナの前で見せるファルマスではありますが、一人で寝る夜にはヘレナを思って身もだえていそうな感じではあります。

残念残念と言われるヘレナではありますが、魅力的なキャラクターです。まぁなんというか、きっと何とかしてしまうのだろうという安心感があります。現在も連載というか、更新が続いておりますので、よろしければどうぞ。