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ジモティーで不用品処分した 雑感

引っ越しなど生活に変化が出れば、必然的に家財に不要なものが出てくる。個人的にはここ最近がそのタイミングだったもので、Webサービス「ジモティー」であれこれ処分をしてみた。この記事ではその時に思ったことを言語化してみたいと思う。

今回処分したのは

  • 自転車(このブログでも紹介したフラットバーロード)
  • ローラー台
  • ダンベルセット
  • 室内用物干し台

の四点だった。

ヤフオク、メルカリより手軽

これらのネットオークション、落札側として使ったことはあったが、出品側は梱包などの手続きが面倒で使ったことがなかった。それに対して今回利用したジモティーは手渡しが基本なので始めるハードルは低い。逆に言うと、女性の場合は使いにくいだろうなとは思う。実際僕が取引した相手は、男性が使いそうなものが多かったこともあるがみんな男性だった。……が、統計的には利用者の60%が女性ということで、単に僕には見えていなかっただけのような気もする。

都市部が有利?

周りに住んでいる人が多く、多様であるほど自分が売り出したものが売れる確率も上がる。従ってこのジモティーというサービス、人口密度が高い都市部に住んでいる方が有利なように思われる。とはいえ地方や郊外では自家用車を輸送に使えるので、マッチングする範囲は広げられるようにも思われるのでなんともいえない。

みんなが使うものはすぐ売れる。ニッチなものはヤフオクへ?

ジモティーは近所で買い手を探す分、ニッチなものを欲しがっている人に出会う確率は当然下がるだろうと推測される。実際、買い手が着くまでの時間は
物干し台>ダンベルセット>自転車>>ローラー台
だった。後者二つは最初の値付けがちょっと強気だったからかもしれないが、なんだかんだ2週間〜時間がかかった。

不要なものでも手間賃は取れ

無料を筆頭に確かに安ければ早く買い手がつくのだが、そうはいっても輸送や受け渡し、簡単な梱包と時間なりなんなりこちらもコストを持ち出すわけで、100円でも500円でもいいので手間賃は取ったらいいと思った。品物のページに「手間賃です」とはっきり書くのも買い手の納得が得られやすいかもしれない。とにかく粗大ゴミ処分のチケット代が浮けばよい、大きな重量物を家に取りに来てもらいたい、早く処分したい、といった事情であれば、無料で出すのが誠実という気もする。

メールや受け渡しは紳士的に

受け渡しの際には直接会うわけだし、買い手との交渉の段階から紳士的に接するべきだろう。品物の状態などについて嘘はつかずに誠実に書くのが回り回って買い手の信頼を得られるように思う。一人、受け渡しの際にコンビニでお茶を買ってきて渡してくれた人がいて、「人間力」の違いを感じた。そういうちょっとした気遣いって大事だなぁと。値段や受け渡し条件の交渉をしている際にはマメに記事タイトルを編集するなどするとお互いに不毛な連絡が減って良い感じであった。

最後に

コロナ禍で人と会って話したりする機会が減っていたのもあって、見知らぬ人とコミュニケーションを取るのが意外と楽しかったりした。コミュ障の自覚があったのだが、それでもこのご時世というのは特殊であるらしい。