2009年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1517ページ
■男たちへ―フツウの男をフツウでない男にするための54章 (文春文庫)
「私の理想の男」について作者自身の偏見をひたすら語ってる本.結構「うまいこと言ってるなぁ,わが身を正さねば」ってのがあるけど,基本的には「利口ぶった女の書く,男性論なんぞは読まないこと」だと思う.そのあたりを自己言及してるところもこの本の良さかな.
読了日:11月16日 著者:塩野 七生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3815178
■経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
タイトルに偽りがなく、かつ社会やニュースを見る上で応用が効く考え方を学べる良書。身近な実例が多く挙げられていて読みやすい。
読了日:11月14日 著者:大竹 文雄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3784586
■Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
「自分が何を使ってるのか」よく分かる良書。
読了日:11月07日 著者:津田 大介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3688656
■グローバリゼーションと人間の安全保障
グローバリゼーションという流れ自体は昔からあって、現状、科学、情報技術によって加速されているだけだというのは同感。一応今のところ、史上最も多くの人を「食べさせる」ことができたのが科学技術+資本主義だからそれが上手い事行くように運用するってのも同意。ただ、理性的なヒューマニズムが世界中の人みんなに普及しうるのかは、疑問だなぁ…。人間は偏見の生き物。
読了日:11月07日 著者:アマルティア セン,山脇 直司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3684895
■中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差―
こんな風に自分の頭の中で理屈をこねて,学問や統計の言葉で世間を恨んでも,本質的には何も解決しないんだよな.他人事ではないけど,書いてあることにはあんまり共感できなかった.
読了日:11月04日 著者:渡部 伸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3651127
■傷なめクラブ
かなりの確率で質問に答えていない、だがそれがいい!この人は「キモチ悪くない」と思う(二村ヒトシ的な意味で)。姐御と呼ばせてください!
読了日:11月03日 著者:光浦 靖子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3641421
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
11月後半は忙しくなってきたのですが、前半は結構読めました。この中では「経済学的思考のセンス」が良書でした。「男たちへ」も面白かったです。12月はもっと厳しくなるのだろうけど、時間を見つけて読みたいところ。
11月に読んだ本
コメントを残す