『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』著:借金玉

Twitter界で有名な借金玉さんという方が書いた労働系ライフハックの本。特に「発達障害」という社会適応に困難を抱えやすい脳機能の傾向を持った人向け(今や人口に膾炙した感がありますから発達障害自体を詳しくは解説しませんが)に、労働者として仕事をしながら社会適応していくために著者が試行錯誤して考案した方法を解説しています。

  • 計画的に物事を進めるのが苦手
  • ものの片付けが苦手
  • 集中力にムラが多い
  • 「空気」が読めない

みたいな症状が極度に強い人には、お医者さんに診断をもらうか否かにかかわらずとりあえず読んでいくつか実践してみると良いのではないでしょうか?我が身を振り返っても、親類縁者のあり方を思い浮かべても、どうも自分を含めた我が家の人間には発達障害的な傾向があるようなので、使えそうだなぁと思うものは取り入れてみています。

なくし物を減らすための「神棚」「本質ボックス」、職場の空気に関わる「茶番センサー」といったような著者の造語が巧みで、特に前半部分は誰でも使えます。社会適応が極度に困難で不幸なことに二次障害や不眠と言った症状を抱えている人にも、一般に忌避されがちな向精神薬や睡眠導入剤をためらわずに「上手に」使っていきましょうと説きます。

「やっていきましょう」という言葉が繰り返されるように、自分の個性を受容して前向きにやっていこうという元気の出る文章で、オススメの一冊です。

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